ドラゴンVS.7人の吸血鬼

Side1:The Legend of the 7 Golden Vampires

Side2:The Seven Brothers Meet Dracula (アメリカ公開版)

メーカー アメリカ・Anchor Bay
画面サイズ 2.35:1(LB)※両バージョン共通
音声 モノラル(英語)※両バージョン共通
字幕 なし
ランタイム @88分56秒 A74分53秒
リージョン ALL
イギリスのハマー・プロと香港のショウ・ブラザースが共同製作した異色のカンフー・ドラキュラ映画。ハマー・プロのドラキュラ・シリーズの第9作目で、これが最終作。

前作の『新ドラキュラ/悪魔の儀式』でドラキュラ役に嫌気がさしたクリストファー・リーに変わって、ジョン=フォーブス・ロビンソンがドラキュラ役に扮しているが、そのせいかどうか、ドラキュラ自体の出番は極端に少な目。代わりに、ゾンビを意識したような吸血鬼軍団と、それを迎え撃つカンフーの達人たちの死闘がメイン。お馴染みのヘルシング教授には、ピーター・カッシング御大が扮しているのは嬉しい所で、カンフー軍団のリーダーを、香港剣劇映画で活躍したデイヴィッド・チャンが扮しているのもマニアには嬉しいところ。邦題に“ドラゴン”と付けられているのは、公開されたのがドラゴン・ブーム真っ只中の74年だったから。

画質・音質は良。特典は、予告編と、2面仕様の裏面に、アメリカ再編集公開バージョンである“The Seven Brothers Meet Dracula”が収録されていて、これ1枚でバージョン違いが楽しめるようになっている。約14分短縮されたバージョンで、オープニングから、オリジナルの中盤にあったアクション・シーンを持ってくるなどした、アクティブなバージョンになっているが、やはり、ドッシリとしたストーリーが楽しめないのは難。

もう一つの特典として、“ピーター・カッシングのナレーションによる『ドラゴンVS7人の吸血鬼』”という音声だけが収録されてあるが、実を言うとこれは、当時発売されていたサントラ盤の音声をソックリ収録したもの。音楽・効果音・セリフが満載されたドラマ編のサントラだった。

※日本盤未発売

 

 

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