悪魔の棲む家PART3

Amityville 3-D

メーカー イギリス・Sanctuary Visual Entertainment
画面サイズ 2.35:1(SQ)
音声 5.1chサラウンド(英語)/ドルビー・サラウンド(英語)
字幕 英語・スペイン語・フランス語
ランタイム 89分23秒
リージョン ALL(PAL)
実話を元にしたオカルト・ホラー・シリーズの第3弾。製作された当時の世相を反映して、これも3-D=立体映画として作られた話題作。が、日本では未公開の為、この映画が3-D映画だったという事を知っている人は意外と少ない模様。

1作目は実話の映画化。2作目は、その問題となった事件を再現した前日談=プレクェル…という設定だったのに対し、この3作目は、あの家を舞台にしての、全く新しいストーリーになっている。で、結局その後続々と作られた続編は、全てその設定を採用。登場人物は変われど、家だけは同じという風に展開するのだった…。

さて、このDVDは、海外での劇場公開同様、3-D仕様になっています。勿論、3-Dが楽しめる立体メガネ付き(それも2個!)。それを掛ければ、瞬時に立体映像が楽しめるという寸法だ。

実際の製作&劇場仕様は、アリヴィジョン方式の3-Dでしたが、DVD化の際に、アナグリフ方式(赤青方式)に変更されていますが、やはり半透明のポラロイド・メガネで見るアリヴィジョン方式は、DVDには向いていない模様。VHDのように、特殊な3-Dグラスが必要なんですな。

という訳で、赤青方式の為、画面が暗く、色合いも中途半端な訳ですが、飛び出す感覚はなかなかのものです。特に棒や刃物が飛んでくる所なんか、思わず体を避けてしまいます。

立体映像を最も効果的に楽しむ方法として、一時流行った3-D本と同じ様に、自分も映像の中にいるように錯覚漬ける事がコツですね。その為、目を凝らす必要がある訳ですが、これが結構シンどいです。ま、慣れれば屁でもありませんので、思いっきり立体を楽しんでやろうという方には、事前に修行する事をお薦め致します。

特典は、評論家による音声解説、フォト・ギャラリー、宣材&スチル・ギャラリーの他、封入特典として、5枚のロビーカード、16ページのカラーブックレットが付いていて、これがなかなかレアであります。

また、通常画面が楽しめる平面バージョンも収録されている2枚組仕様なので、目が疲れた時は、平面版をご覧下さいませ。

因みに、現在ジュネオンからリリースされている日本盤は、平面仕様なので、いくらメガネを掛けても3-Dにはなりませんので、ご注意の程を。

※3-D版は日本盤未発売

 

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