ポルノ時代劇 忘八武士道

Bohachi Bushido:Code of the Forgotten Eight

メーカー アメリカ・Disukotec
画面サイズ 2.35:1(SQ)
音声 モノラル(日本語) 
字幕 英語
ランタイム 81分09秒
リージョン

 

ジャケット裏

故・石井輝男監督の逸品。サブ・タイトルが示す通り、ポルノ映画でありながら、素晴らしい殺陣とバイオレンス溢れるチャンバラ・シーンが展開する時代劇でもあり、それを時代劇で一時代を築いた東映が作っている所に、ある種のアイロニーを感じる痛快作(怪作)になっていますな。

輸入盤ながらも日本語音声収録で、画質も最高。特典も満載で、出演者の一人・ひし美ゆり子のインタビューがまず素晴らしい。東宝出身の彼女が、東宝での扱いと東映での扱いの差に仰天したエピソードなど爆笑もので、今でも十分にイケるゆり子様の魅力と相まって、ファンならずとも必見ですな。他に、「ピンキー・バイオレンス」の編者でもある杉作J太郎のインタビューや、その杉作氏と中野貴男監督との音声解説等盛り沢山で、特筆すべきは、これらの特典は、既にリリースされている日本盤には未収録であるところ。同じ石井監督の『恐怖奇形人間』といい、ますます輸入盤の方に傾いてしまいますな。

因みにこのDVD,通常のジャケットは、上記のもですが、その裏面にもジャケットが印刷されていて(ジャケット裏・右参照)、一見全く同じに見えますが、実は各女優のオッパイ部分がモロだしになっているんですな。実際は、通常版のジャケが、無理やりオッパイを隠してあるものなんですが、ちょっとだけ得した気分ではありますな(笑)。

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