コメディ映画サントラ

 

 

アニマルハウス 紳士泥棒大ゴールデン作戦 フライングハイ
アバートの鍵貸します スティング ブルース・ブラザース
1941 スペースボール プロデューサーズ(68年版)
シドニー・ポワチエ一発大逆転 珍説世界史PARTT HELP!四人はアイドル(完全版)
命がけ!イス取り大合戦 トップ・シークレット(スコア盤CD) ポーキーズ
黄金の七人&続黄金の七人レインボー作戦 トップ・シークレット(歌曲盤LP) ポパイ
オースティン・パワーズ ニューヨーク〜パリ大混戦 マジック・クリスチャン
オースティン・パワーズ・デラックス 爆笑!世紀のスター登場 M★A★S★H
ゴーストバスターズ(LP盤) ビクター/ビクトリア Mr.BOO!主題歌VOL.1
ゴーストバスターズ(スコア盤CD) 病院狂時代 Mr.BOO!主題歌VOL.2
サイレントムービー ピンクの豹&ピンク・パンサー2 ミートボール
新黄金の七人7×7 ピンク・パンサー3 メル・ブルックスの大脱走
メル・ブルックス新サイコ ピンク・パンサー4 ヤング・フランケンシュタイン
レスリー・ニールセンのドラキュラ

 

 

 

 

ビクター/ビクトリア Victor/Victoria

 

CD/米・GNP/94年
全16曲

 

ブレーク・エドワーズ監督、ジュリー・アンドリュース主演、そして音楽がヘンリー・マンシーニという、黄金トリオによるミュージカル・コメディの傑作。“ピンク・パンサー・シリーズ”でお馴染みのエドワーズ監督ですが、この映画がもしかするとエドワーズ監督の最高傑作かも…!? と思ってしまうぐらいの面白さで、シチュエーション・コメディとスラップスティック・コメディとの絶妙なプレゼンスも加味されて、大胆な発想(リメイク作品ではありますが…)といい、歌曲の素晴らしさといい、第一級のエンターテインメント作品に仕上がっておりますな。

サントラの方も勿論頗る出来の良さで、どのスコア・歌とも絶品ですな。オープニングの、いかにもマンシーニ然としたスコアや、ジュリーのキャラを生かした歌も最高で、映画の素晴らしさが上手く再現されております。

劇場公開時にリリースされていたアナログ盤よりも、4曲多く追加収録(スコア曲3曲にロバート・プレストンが唄う曲が1曲)されている“エクスパンデッド盤”なのも嬉しく、ミュージカル映画の楽しさを伝えてくれる1枚でもあります。

 

 

 

ブルース・ブラザース The Blus Brothers

 

CD/日・ワーナー/97年
全11曲

 

ご存知アメリカ版“まむしの兄弟”。“ミュージカル・コメディ”というキャッチコピーが示す通り、ゴキゲンなサウンドと抱腹絶倒のギャグ、さらには強烈なカー・アクションが炸裂するノリノリの映画。ホント、何度観ても楽しめるという意味合いに措いて、これ程素晴らしい映画はありませんよね。

劇場公開時から永遠のベストセラーに輝いている本アルバムですが、ビデオやDVDで何度でも観られるイイ時代になったにも関わらず、それでもサントラを繰り返し聴いてしまうのは、やはり、収録されている曲がみんなゴキゲンな曲ばかりだからなんでしょうね。

個人的には、レイ・チャールズの件とアレサ・フランクリン、そしてキャブ・キャロウェイの件がお気に入りですな。あと、ブルース・ブラザースとしては、「ローハイド」(笑)が。

DVDでDC版が観られるようになった昨今、どうしてもここから漏れてしまっている曲も聴いてみたいと思うのが人情ですな。版権とか、色々問題はありますが(事実、日本でのビデオ化もかなり遅かった)、今後は是非とも、劇中登場した歌曲を全て網羅した完全サントラ盤のリリースを望みたいものですな。 

 

 

 

 

 

プロデューサーズ The Producers

CD/米・BMG/97年
全20曲
メル・ブルックス監督の記念すべき第1作で、何年か前にブロードウェイでミュージカル化され、それがまた映画化され、日本でも今年になって公開されましたが、その元になるオリジナル映画版がこれです。

音楽だけではなく、劇中のダイアローグも収録された“ドラマ編”サントラで、ゼロ・モステルやジーン・ワイルダーのセリフも満載となっております。

勿論、「ヒットラーの春」を始め、数々の名曲も完全収録されていて、とにかく楽しいアルバムになっているんですが、これ、ミュージカル版(及びリメイク映画版)では、音楽はメル・ブルックス担当になっていましたが、このオリジナル版では、ブルックス映画の常連ジョン・モリスも協力して音楽を担当しているようで、その曲は新版では、一切使われていないのかどうかは疑問の残る所。もしかすると、ミュージカル・シーンに関する曲は、全てブルックスの曲なのかも知れませんな。

劇場公開当時もアナログLPがリリースされていましたが、それをソックリCD化したものがこれで、ジャケ裏にあったピーター・セラーズのコメントも、そのまま掲載されております。

好みの問題になりますが、ちょっと悲しみを帯びた味わいのあるコチラのオリジナル版の方が、楽しさいっぱいのミュージカル・リメイク版より、ワタシは好きですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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