『食人族』のルッジェロ・デオダート監督がその次ぐらいに撮ったサバイバル・アクション映画。一言で説明できない色んなジャンルが絡み合った映画で、いわば『食人族』+『サランドラ』+『地獄の7人』+『地獄の黙示録』ってとこでしょうか。さすがにデオダート監督だけあり、残酷描写に抜かりはなく、様々なシーンでハードなゴア・ショットが散見できます。しかも、以前日本でリリースされていたゴア・シーン・カットの不完全なビデオ版と違い、コチラはゴア・シーン満載の完全ハード版。両者を観比べてみたら、日本版はカット版というより、同シーンの別撮りバージョンという事が分かりましたが、いずれにせよゴア・シーンが堪能出来るこの北米盤の方が良いに決まってますな。
画質も勿論グッドで、特典は「アンカット&ラン」というデオダート監督や脚本のダルダノ・サチェッティ(『サンゲリア』の隠れライター!)、出演者の一人リチャード・リンチ、音楽の元ゴブリン、クラウディオ・シモネッティらのインタビューを含むドキュメンタリーに、デオダート監督のイントロダクションや予告編等。未だに日本盤はリリースされておりませんが、この手の作品はリリースされそうにないので、字幕ナシでも十分楽しめる事もあり、1枚ぐらいどうですか? ※日本盤未リリース
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