極道恐怖大劇場 牛頭(Gozu)

メーカー アメリカ・Cinema Epoch
画面サイズ 1.85:1(SQ)
音声 ドルビー・サラウンド(日本語) 
字幕 英語
ランタイム 129分36秒
リージョン

ジャケット裏

三池崇史監督の怪作ヤクザ・ホラー。ホラーといっても恐くなく、不気味で不思議な映像が続出して、思わず笑ってしまうという、一種の不条理コメディみたいな映画でもありますな。全登場人物が、みんなヘンな行動をする、いわば怪演合戦みたいな映画で、ストーリーよりも、それを楽しむ映画というべき作品でもありますが、一度でも「しょうむなぁ」と思ってしまうと、全然ノレない(楽しめない)映画になってしまうので、好き嫌いが分かれる映画でもありますな。因みにワタシは、あまり好みではありません。

元々は、東映ヤクザ映画の名バイプレイヤー・曽根晴美が企画したヤクザ映画だったところ、三池崇史監督が「普通のヤクザ映画を撮っても面白くない」という理由で、こんな映画に改変されてしまったらしく、本人もさぞかし悔やんでいる事でしょうな。でも、本人もヘンな役で出演しているので、そんなに悔やんでいなにのかも。因みに、主演の曽根英樹は、息子ですな。

日本盤同様、これも2枚組の特別盤になっていて、メイキングやインタビュー、ドキュメンタリー、音声解説等の特典がテンコモリですな。中でも、「♪ゴズ・ゴズ〜」と繰り返される主題歌のPVが印象的で、映画の後それを観ると、耳に付いて離れませんな。因みに、「牛頭」と書いて「ゴズ」と読むらしいです。

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