1977年に日本で公開されていた作品ですな。邦題からして、エロティックな内容を想起させるものになっていますが、確かにそういうシーンはあるものの、決してそれ本位の映画ではないですな。どちらかというと“ヘビ版『ウィラード』”といった感の内容で、展開もまんまあの通りですな。実際に作られたのは1974年という事もあり、劇中、登場人物の一人が新聞を読んでいるシーンで、その一面がブルース・リーの記事(顔がアップで掲載されていた)というのも旬ですな。ただ、記事の内容は不明ですが。そうそう、ブルース・リーといえば、主人公の彼女の父親役が、『燃えよドラゴン』でリーの父親をやっていた人だったのは、ナンか嬉しかったですな。
画質は、さすがはマスターの保存状態の良いショウ・ブラザース作品だけあり、グッドですな。大量に登場するヘビ軍団がクッキリハッキリ見える上、僅かながらのエッチ・シーンも良い画質で観られますな。音声も、中国語の方はクリアーでステレオ音声になっているのが良く、その代わりに英語音声の方は、かなり雑音が多かったのはご愛嬌でしょうか。 特典は、スチル・ギャラリーに予告編、そして他のショウブラ作品の予告編集で、封入されているカタログのほぼ全作が観られる親切な仕様になっておりますデス。 ※日本盤未発売
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