下記作品に続いて登場した禁断の映画70年代バージョン。御存知『悪魔の植物人間』であります。
その昔の『フリークス/神の子ら』を、70年代チックにリメイクしたとも言える怪作で、アカデミー賞も獲った事のある名キャメラマン、ジャック・カーディフの監督としての狂い咲きの1本。
マイナー・メーカーからリリースされている割には、リマスターされた画質はなかなか良く、フィルムの質感を感じさせる肌触りは、往年のファンからすれば嬉しい所ですな。しかも、音声もステレオ化されていて、臨場感もそこそこ出ています。
気になる特典は、まず、監督のカーディフによる音声解説と、プロデューサーのロバート・ウェインバックと出演者の一人ブラッド・ハリス(実は、この人もサブでプロデュースしている)のコンビによる音声解説の2種類のコメンタリーを収録。他に、ロビーカード・ギャラリー、オリジナル予告編(原題が“The
Mutation”バージョン)、バイオグラフィに加えて、同メーカーがリリースしているB級(C級かも…)映画の予告編も収録。“Blue
Murder”“The Candy Snatchers”『リミット/加速する狂気』“The
Gardener”という作品群なんですが、みんな知りませんです。そんな中に、何故か『地獄甲子園』も混じっていたりして、訳分からない状態になっておりますデス。
あと、封入特典として、オリジナル・ミニ・ポスターと、3枚のミニ・ロビーカードも付いていて、なかなかお徳用ですよ。それと、表ジャケットには何も書かれていませんが、ロビーカードの裏面に“限定コレクターズ版”と掲載されているので、品切れにならない内にお早くお求め下さるように、お願い致します。
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