謎の完全殺人

Psychic Killer

メーカー アメリカ・Dark Sky Films
画面サイズ 1.85:1(SQ)
音声 モノラル(英語)
字幕 英語
ランタイム 89分42秒
リージョン

ジャケット裏

超能力によって殺人を行う事が出来る根暗な主人公と、その事件を追う刑事との息詰まる攻防戦を描いたホラー・サスペンス。作られたのが1973年で、後の『キャリー』や『フューリー』、『スキャナーズ』等の超能力ホラーものの元祖的作品ではあります。後年の諸作品のような派手さはありませんが、当時の感覚からすればなかなかどうして結構スプラッターなシーンもあり、そこそこ楽しめる映画ではありますね。日本でもちゃんと劇場公開されており、昔一度テレビ放映で観て、意外に面白かった印象があります。それ以来ずっと観たかった作品で、今回30年以上ぶりに観て、やっぱり面白かったです。

監督のレイ・ダントンは、以前は俳優だったとかで、そればかり強調されている映画ではありますが、テレビ・シリーズ「タイムトンネル」の博士役のオヤジだとか、『悪魔の沼』のネヴィル・ブランドが殺しの犠牲になる役で出ていて、そういった脇役も楽しめる映画になっていて、特にネヴィル・ブランドは、如何わしい肉屋の店主役ってのが、それだけでホラー的要素バッチリで笑ってしまいました。

画質はグッド。音声もモノラルの割りにダイナミックレンジが広くて迫力バッチリです。特典は、予告編とTVスポット集だけですが、最近の派手なだけで中身の無いホラー映画に飽きた人には、是非お薦めの一品ではあります。

※日本盤未発売

 

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