女囚さそり 第41雑居房

Female Prisoner Scorpion:Jailhouse 41

 

メーカー アメリカ・DISCOTEKMEDIA
画面サイズ 2.35:1(SQ)
音声 モノラル(日本語)
字幕 英語
ランタイム 88分35秒
リージョン 1 

ジャケット裏面

志穂美悦子と並ぶ、70年代東映のヒロイン梶芽衣子のヒット・シリーズ“さそりシリーズ”の第2作。以前リリースされていた3作収録のBOXには、何故かこの2作目だけが除外されていて、何とも疑問に思っていたんですが、取り敢えず、今回のリリースで、やっと全4作揃った事になりますな。

前作で一応の復讐を遂げたさそりですが、その後また刑務所に収監されているという設定で、今回はそこから抜け出し、脱走先で色んなドラマが展開されるというお話。一緒に脱走した女囚だちが個性豊かで、特に白石加奈子のキャラが凄く、ある意味、主人公のさそりよりも目立ったキャラでしたな。その為か、今回の梶さんは、ラストまで全くセリフが無いという設定で、ずっと無言を貫き通しておられました。単なる復讐談だった前作に比べ、色んな意味で“女の恨み節”が感じられる本作は、もしかすると、シリーズ屈指の名作かも知れないですな。

画質・音質とも、それまでのシリーズと同じぐらいで、勿論音声はオリジナルの日本語とうのがイイですな。特典は、予告編のみです。

よく考えたら、この作品だけ原題に“41”というナンバーが付けられていて、3作収録のBOXは全て“701”だったので、その整合性を保つ為、これだけが除外されていたのかも知れず、でも、邦題に番号が付いているのはこれだけだから、そんな事は気にせずに、これもBOXに入れてくれても良かったのにと思ったもので、ヘンな所で律儀なのに笑ってしまいますな。まぁ、あと、これだけメーカーが違うというのも理由の一つなんでしょうけどねぇ。

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