日本でも以前ＤＶＤが出ていましたが（現在は廃盤）、これはさすがにアンカーベイ・リリース盤だけあって、内容が充実しまくっております。何たって、３枚組仕様の豪華特別盤ですもんね。

まずは本編の画質が最高。今までのどのバージョンよりもピカピカで最高の画質になっていて、この映画には、勿体ない（？）程の超高画質ですな。おまけに、音声もズバ抜けて素晴らしい。5.1chサラウンドは、ドルデジに加えてDTSも収録。腹の底にズシーンと響くウーハー・サウンドと、甲高いゴブリンのスコアと、音場豊かなサラウンドとが三位一体となって、もう最高。劇場公開時（日本だけですが…）のサーカム・サウンドの再現と言っても過言でも無いぐらいのサウンド仕様になっておるのです。

そして特典がこれまた凄い。ディスク１には、予告編集、ＴＶスポット集、ラジオ・スポット集に加えて、ミュージック・ビデオ、ポスター＆スチル・ギャラリーが収録。ディスク２には、監督は勿論、アルジェント夫人やゴブリン、それにジェシカ・ハーパーやウド・キアーも登場する製作25周年を記念してのドキュメンタリーが収録されていて、これがもう楽しいの何の！　加えて、デイスク３には、何とサントラ盤ＣＤまで封入されているという、この『サスペリア』を骨の髄まで楽しむ事が出来る、まさにマニアックな仕様になっています。

いずれ日本盤も新装リリースされるとは思いますが、版権等の問題もあり、同じ仕様でのリリースはまず無理かと思いますので、限定版で入手は難しいですが、この３枚組豪華盤を、是非ともゲットして頂きたいと思いますデス。