前衛アングラ映画の巨匠アンディ・ウォーホルが、商業映画に乗り出した、その第1作と2作目がカップリング収録されたお徳用DVD。
2枚組になっていて、それぞれスクイーズ・ワイド&5.1chサラウンドでの収録。特典も充実していて、ロビーカード・ギャラリーや、ビハインド・ザ・シーンのスチル集、それに勿論予告編など、既にリリースされている日本盤とは大違い。それに、両作品にコメンタリー(多分、ポール・モリッセイ監督)も収録されているという豪華盤で、これで英語字幕が付いていたら最高だったんですが…。
しかし、ショボい仕様の日本盤との決定的な違いは、画質が素晴らしい事と(勿論音声も)、やはり無修正のノーカット版という事でしょうか。日本盤は一応、ヘアーのみ無修正という事でしたが、このドイツ盤では、ヘアーどころか、アレもソレもモロで映っているので、これらの映画のいかがわしさをタップリと盛り上げています。
しかしウド・キアーは、フランケンシュタイン男爵とドラキュラ伯爵の両方を演じた、世界初の男優ですな。素晴らしい!
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